網膜剥離7〜痛恨の失敗〜
スマホ用に充電器を買って準備は万端とドヤ顔のわたくし。
しかし入院当日に気づく。
…スマホに繋げるためのケーブルを忘れた…
忘れたというか、充電器を買った時に付属のケーブルがあったので、それをスマホに繋げればいいと勘違い。
しかし、それはコンセントと充電器を繋げるもので、充電器からスマホを繋げるケーブルがないから充電出来ないことに入院後気づく。
持ってきたケーブルの端子が入らなくて超あせる。
売店にも、私のスマホタイプに合うタイプの端子がない!
残り数パーセントの電池で夫に、郵送で送ってくれるように依頼。
何という迷惑さであろうか‥
朝一仕事前にポスト投函してくれて、入院3日目の昼には郵便で来たから良かった。
ありがとう夫。
スマホが復活して呑気に喜んだら、しこたま文句言われました。ごめんよ…
教訓として、スマホのケーブルは、常に持ち歩きます…
網膜剥離5〜大学病院診察〜
網膜剥離4〜準備したもの〜
大学病院受診まで、残り5日。
それまでに入院になった場合を想定して準備開始。
今回の入院する病院は、地元の市より二つ離れていたので家族も直ぐには来れないので、自分で何でも出来るように、出来るだけの準備をしました。
三連休もあったので準備が捗りました。
以下は私の個人的事情にも合わせたケースになりますので、一つのモデルケースとしてご覧ください。
★事前にした事★
◯職場へ病状と手術入院する事の報告
◯職場の厚生係へ連絡して限度額認定証を依頼(入院費が、月の限度額までの金額になるための証書です。入院申込書と同時に提出しました。)
◯髪を切る(入院中は洗髪が頻繁に出来ないため。)
◯生命保険会社に連絡して、保険金請求に必要な医師の診断書様式を送ってもらうように依頼(診断書作成は病院窓口に提出してから、時間がかかる事が多いので入院中に依頼したほうがいいです。
ただし、保険会社によっては一月以内の入院ならば、医師の診断書は不要で、入院費支払い領収書だけの添付でいいみたいです。
私は診断書不要でした。
ご自分の保険担当者と話して、病院へ診断書依頼をするべきかどうか相談してください。)
◯ネットで網膜剥離体験者のブログを漁り読みし、必要なものを準備したり、手術へむけて心の準備をする。(シュミレーションはばっちしでした笑)
◯爪を切っておく(意外と大事だったりします)
★準備した物★
◯下着5日分
◯パジャマ一着(病衣は病院で借りられますが、緊急用に)
◯歯磨きセット、ボディソープ、シャンプー、リンス(トラベル用がコンパクトでおすすめ)
◯ドライシャンプーシート(洗髪が出来ない時に、髪と地肌を拭き取るシートです。スプレーと迷いましたが、コンパクトなこちらにしました。病棟で2日に一回は看護師が洗髪してくれたので、使い切ることはなかったです。)
◯簡単な化粧セット
◯洗顔料
◯ヘアバンド(洗顔時に使用)
◯化粧水
◯洗剤(トラベル用でコンパクトなものを。病院のコインランドリーで使います)
◯手鏡(大部屋なら鏡がない事が多いです。)
◯ボールペン
◯メモ帳
◯箱ティッシュ二つ(5日で一個消費するペースでした。)
◯フェイスタオル5枚
◯バスタオル1枚
◯生理用品(もしもの備えに。売店にもあるけど、人目もあるし、安静指示が出たら買いに行きづらいから。)
◯メガネ
◯コンタクト(使い捨てワンデイ用)
◯手提げ袋3袋(入院中にタオルや、着替えを入れて周りに下げていました)
◯S字フック(手提げ袋を周りに下げるのに便利です。入院生活の定番かも?)
◯スマホ充電器(以前切迫で入院した時に、コンセント穴がベットから遠くて、スマホの充電がかなり大変でした。日常でも災害時の備えになると思って購入しました。)
◯アイコットン(網膜剥離手術された方のブログで、術後の目薬使用の際、目やにが沢山でるので、必要だった、とあったのでアマゾンで購入。
実際には、普通のティッシュでもよかったですが、ウェットなので拭くとスッキリします。
使用前には看護師さんに確認しましょう。)
◯ペットボトル500ml2本
◯ビニール袋数枚
◯熊之助の写真
◯小銭(3000円)(10/21追記)
◯お札(一万円)(10/21追記)
※以下は百均で、購入したもの
※割り箸
※クシ
※綿棒
※布製の小物入れ(箱ティッシュが入るくらいの大きさのものと、クシなど、スタンドできる筒状の物二つ。
床頭台やベットテーブル周りの細々した小物纏めに。)
※スリッパ
※プラスチック製の使い捨てコップ
(飲み物と、歯磨きで、1日ごと使い捨てにしました。)
※カップホルダー(プラカップに入った熱い飲み物でもこれをつけると持ちやすいです)
以上を、スーツケースに入れて、火曜当日に大学病院へ行きました。
しかしこれだけ万全を期したのに大失敗があったのでした。
網膜剥離3〜入院準備開始〜
カチャカチャ‥
私「えーっと、かなり酷いんですか?」
先生「もともと、近視が強くて網膜が薄い上に、穴が空いてそこから水が入って、網膜に入り込んで剥離しています。
オペして入院になるでしょうね。」カチャカチャ
私「〇〇病院はだめですか?(近所の総合病院)」
先生「‥大学病院ですね。
来週の火曜が外来になりますから、診察後すぐオペして入院になるかもしれませんから入院準備はして行って下さい」カチャカチャ
私「〈絶句〉」
先生 (手を止める)「‥‥何か気になる事などはありますか?」
私「えーっと、‥ありません」
てな事で頭真っ白なま、紹介状貰って病院を出て、主人にうちに帰って報告。
リアクションが日頃から薄い夫。
私から話を聞いた後も、
「ほんとー。じゃあ準備しないといけないね」とのこと。
冷静な人が配偶者で良かった???
(けっして心配していないわけではありませんよ)
網膜剥離2〜やはりおかしいので眼科へ〜
歪み方がおかしいのがはっきりしてきたとおもったのは、10月最初の週末、映画「君の名は。」をみたときだった。
ツボにビシバシはまった内容だった。面白かった〜!
が、暗いところで観ると歪み方が余計に酷くなったような気がして、エンドロール辺りから気になってきた。
そんなわけで次の水曜日に、近所の眼科に行った。
道のあちこちに看板を掲げて、映画上映の際にもCMを流している有名な眼科クリニックである。
(CM影響されて選んだわけじゃないけど)
午後イチに行ったが、様々な検査をされて、診察は四時くらいになった。
瞳孔を開く目薬をさされて、30分待った後に眩しい光を当てられて、「上見て、下見て、左、左横、左下、右、右横、右下‥」と延々と見たあと、先生がパソコンに向かってカチャカチャと、手早く打ち込みをしている。
先生(パソコンカチャカチャしながら)「大学病院に紹介状を書きますから、なるべく早く受診して下さいね」カチャカチャ
私「えっ?」
先生「網膜剥離です。手術が必要です。僕もう紹介状打ち込んでます」カチャカチャ
わたくし頭真っ白
カチャカチャ‥‥
網膜剥離1〜見え方がおかしい〜
9月末頃より、車の運転をした後や、買い物で沢山荷物を運んだりした後にクラクラと目眩がするようになった。
それに左目の見え方が、歪んでみえる。
例えていうなら、水の中に目を突っ込んでみているような歪み方をする。
10キロ近くになった熊之助をエルゴで抱っこしながら両手に、買い物ぶくろゴッチャリで、アパートの階段を登るから、疲れているのかなと、おもいつつ、眼科に行くか考えるようになった。